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2006年08月20日
SUPER GT第6戦鈴鹿POKKA1000km 決勝 ARTA NSXは6位獲得!
本日は予定通りSUPER GT第6戦鈴鹿POKKA1000kmの決勝が行われました。
結果としてはGT500、GT300とも戦前は誰も予想できなかったと思われる番狂わせを演じ、GT500はカルソニック インパル Z、GT300はプロμ太陽石油KUMHOセリカがそれぞれポールトゥウィンと圧倒的な速さを見せ付けての優勝でした。
カルソニック インパル Zは2004年最終戦以来のGT優勝でまた今期Z勢初勝利。鈴鹿1000kmでは、1993年以来13年ぶりの日産の勝利となりました。

プロμ太陽石油KUMHOセリカはチームのエースドライバーでもある、竹内浩典選手が率いるチーム。そのチーム・タケウチは結成以来初優勝となりました。またクムホタイヤにとってもGT初勝利。ハンコックタイヤに先を越された感のあったクムホタイヤが韓国タイヤ初優勝を遂げ、先輩の意地を見せました。

Honda Racingの結果ですが、残念ながらTAKATA童夢NSXはリタイアでノーポイントで終わるも、ARTA NSXは6位をゲットしました。

単に6位と聞くとあまり良くない様に思えますが、6位は10kgのウエイトが下ろせ、今回は1000kmレースなので通常の5ポイントではなく、10ポイントがもらえます。鈴鹿1000kmでは実は一番美味しい順位なんです。また予選3位の2ポイント、ファステストラップ3番手の1ポイントも稼ぎ、トータル13ポイントを稼ぎました。おかげでドライバーズランキングでは1ポイント差の2位、チームランキングでは3位につけました。
1位のMOTUL AUTECH Zは次戦ウエイトが110Kgに対し、ARTAは60kgになるので、俄然有利です。ただ上位に入れば良いのではなく、ウエイトとの兼ね合いも考えながら走らなくてはいけないのがSUPER GTの楽しい所です。また今回Zが早かったため、Z+ブリヂストンのパッケージングは特別性能調整の25kgが積まされるでしょうからね。次戦の敵は本戦でウエイトを下ろしたレクサス SC430でしょう。
そのレクサスというかトヨタ勢は振るいませんでしたね。スープラ勢はクラッシュでリタイア、レクサス勢はエンジンに難アリでした。
また今回のレースでは不可解な出来事がありました。XANAVI NISMO Zの失格です。ドライバーはあの井出有治。今回は第三ドライバーとしての助っ人参戦でした。
しかしその井出は32周目の130R立ち上がりでGT300のDHG ADVAN FORD GTに接触。DHG ADVAN FORD GTはフロントカウルを失ってピットインすることとなり、井出のドライブするXANAVI NISMO Zにはドライブスルーペナルティが39周時点で出されました。
ここで事件が起きます。無線トラブルを抱えていたXANAVI NISMO Zはクルーがサインボードで懸命にペナルティーがあった旨を伝えるも、井出が見落としを連発。井出は42周目に入ってもピットに入ってこなかったため、黒旗が提示され、失格となりました。しかし井出はなおも見落としを続け失格になったにも拘らず走行を続ける危険な状態に陥りました。

結局井出は46周終わりでピットインしましたが、なんとドライブスルーをして再びコースイン!47周終わりでピットに戻りクルマを降りました。もちろんコントロールタワーに即刻呼び出しを受け、レースからの失格、および罰金30万円を課されました。
以下裁定書です。
裁定書
車番No.23 エントラント NISMO
代表者 飯嶋嘉隆
第3ドライバー 井出有治
裁定 失格 及び 罰金30万円を科す。
上記は、2006年SUPER GT Sporting Regulations第29条一般安全規定違反と判定され、ドライビングスルーペナルティーを科せられたが、3周提示されたボード提示を無視した為、ISC付則H項第2章4.d)及び2006年SUPER GT Sporting Regulations第48条6.7.により失格とした。
尚、その後ピットレーンを走行し、本トラック上に戻った行為に対して再度黒旗提示を行ったが、これらの行為に対して罰金を科すものとした。
以上
井出有治はご存知の通りSAF1のレギュラードライバーとしてF1に参戦してましたが、危険行為によりライセンス剥奪させられたのはご存知の通り。そしてSUPER GTでもこの様な行為を行った事はファンとして本当に残念で彼のレース人生においても終わりも意味する位重大な問題を起こしてしまったと思ってます。
無線が故障していた事は言い訳にはなりません。ドライバーはサインボード並びにオフィシャルからのフラッグを確認する義務が有ります。それを数週にわたって見落とすのはドライバーの落ち度以外にありません。彼の能力が問われます。
本当はいいドライバーだって事は良く知ってます。しかしこのままでは彼には引退の2文字しかありません。これからも頑張って欲しいですが、果たして手を差し伸べるチームがあるかどうか...。
因みにGT300の2位はdirexiv ADVAN 320Rでした。
今回、ディレクシブ・モータースポーツとしては最後のレースとなりましたが、表彰台で谷口信輝が「これからも活動を続けます。スポンサーただ今大募集中です!」と語り、これまで通りのメンテナンス、ドライバーの体制で今季残りのシーズンを戦っていくと宣言しました。
ディレクシブは兎も角、密山祥吾/谷口信輝組はランキングトップなので、何とか最終戦まで参戦出来るように頑張ってほしいです。後日何らかの発表があると思うので、注目したいと思います。

投稿者 たけちゃん@町田 : 2006年08月20日 23:52
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