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2006年7月 9日

W杯3位決定戦、ドイツ対ポルトガル

とうとうドイツ ワールドカップも残り2試合。今日3位決定戦が行われました。
正直、この試合は早起きしてまで見なくても良いかなあって感じだったのですが、ドイツオリバー・カーンが出場する事、そして我らが日本代表主審上川氏と、副審の広嶋氏が日本人で初めて決勝トーナメントのジャッジを務める事になり、起きて見る事にしました。

結果から言うと、ドイツの完勝。前半は一進一退でしたが、両GKの活躍で締まった試合に。ただボールポゼッションではポルトガルに分が。しかし後半11分にシュバインシュタイガーの強烈なミドルシュートが決まると、ドイツペースに。
更に5分後、フリーキックからシュバインシュタイガーが直接シュートを放つと、ポルトガルのプティがクリアミスしオウンゴール。極めつけは後半33分、シュバインシュタイガーが1点目とほぼ同じポジションで強烈なミドルシュート! シュバインシュタイガーは3得点に絡む活躍で勝負あり。
ポルトガルフィーゴを後半32分に投入し、後半43分に右サイドからフィーゴクロスヌーノ・ゴメスがヘッドであわせポルトガルが1点を返す。しかし反撃はここまで。ドイツは開催国の意地を見せて3位となりました。

試合全体としては、ポールポゼッションはやはりポルトガルが大半を支配してましたが、カーンファインセーブを連発し、ポルトガルに流れを向けさせませんでした。それにしてもドイツ伝統的にGKが強いですよねえ。これが控えGKなのだから恐れ入ります。
よくよく考えると、94年はレギュラーにイルクナー、サブにケプケとカーン、98年はレギュラーにケプケ、サブにカーンレーマン、02年はレギュラーカーンにサブがレーマンとブットという感じで、ブット以外は世界的GKオンパレードGKの激しいポジション争いは今に始まった事ではありません。まあ、いずれにせよ、カーンはまだまだドイツレギュラーGKとしても遜色ない実力があることを見せてくれました。
そしてこの試合はシュバインシュタイガー抜きでは語れないでしょう。ワールドカップ前の練習試合で、日本加地に悪質タックルを仕掛け、負傷退場に追い込んだとんでもない奴ですが、実力はポドルスキと並んでこれからのドイツを背負っていく期待の若手である事を証明してくれました。

今回ジャッジを務めた、主審上川氏と、副審の広嶋氏はこの大舞台でも冷静に裁いてくれたと思います。FIFAの国際審判員は45歳が定年なので、実は両人ともこれが最後のワールドカップ。この舞台で笛を吹いたという事は、それだけ今大会のジャッジがすばらしかった事を示すもので、すばらしい国際舞台引退の花道になった事でしょう。もちろんJリーグではこれからも頑張ってほしいです。
因みに上川氏、かなり身長が高いみたいですが、実は鹿児島高専時代は日本ユース代表にも選ばれ、東海大を経てJSLフジタ(現在湘南ベルマーレ)でプレーしていたんですね。しかしJリーグ発足を目の前にひざの怪我で引退し、Jリーグの審判養成1期生となって審判でワールドカップ出場を目指したとの事です。因みに4年前に現役引退の原因となったひざの手術もしたそうです。そう今回のワールドカップに出るために。
広嶋氏は高校教師だそうです。残念ながらJには主審のプロ化はされていても、副審はプロ制度が無いのです。その為多忙高校教師をやりつつ、副審を続けてこられたそうです。
審判のアジア枠はこれまで、各国1人という“暗黙のルール”があり、上川さんが選出される限り選ばれることは無かったのですが、誤審騒動に揺れた4年前の日韓大会を教訓に、FIFAが今大会から審判の意思疎通を重視しチーム制を導入。その為、広嶋さんは、韓国副審とともに「チーム上川」として結成される事になり、今回初選出に至ったのです。
これからは選手としてだけでなく、審判としてワールドカップを目指す人も増えるかもしれませんね。上川さん、広嶋さん、お疲れ様でした。

そういえばドイツが決勝進出できなくなり、「せっかく決勝戦チケットを用意していたのに...。」と落ち込んでいたミハエル・シューマッハが姿を見せてましたね。シュバインシュタイガーのミドルが決まった際に大喜びしている姿が映し出されました。

さあ明日はとうとう決勝。我がイタリアの勝利を信じて、夜は早めに寝て試合に備えようと思います。
大会、自分の中でベストゴールの10本の指に入る、ザンブロッタのミドルと、グロッソの技ありボレーの再現を望みたいです。

投稿者 たけちゃん@町田 : 2006年7月 9日 05:55


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